歯周病は人から人に感染していくって本当?
歯周病治療歯周病は、人から人にうつるということをご存知ですか?
歯周病は細菌の感染が原因で起こる病気なので、生まれたばかりの頃には歯周病菌はお口の中に存在していません。
それでは、どのようにして歯周病はうつるのでしょうか?
本記事では「歯周病の感染経路と感染を防ぐ方法」について解説していきます。
大切なご家族やパートナーにうつさないため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
歯周病は人に感染していくって本当?
結論から申しますと、歯周病は人から人に感染していきます。
歯周病は、お口の中に潜む細菌が原因の感染症です。そのため、他の病気と同様に人から人に感染し、主に歯周病の病原菌は唾液を介してうつっていきます。
歯周病の主な感染経路
歯周病の感染経路には、主に2つほどあるといわれています。
・両親・兄弟
・パートナー
ひとつずつ順番に解説していきますね。
両親・兄弟
両親や兄弟に歯周病の方がいる場合、歯周病が家族にうつるとされています。
赤ちゃんであれば、親から食べ物を噛み与えられることがありますが、もし親が歯周病を患っていると、唾液を介して子どもにうつってしまう可能性があります。
さらに食卓でおかずを取る場合、口にしているお箸やスプーンで共有してしまうと唾液が移動するので感染する可能性が高くなります。
パートナー
パートナーとの間でも歯周病に感染する確率はあります。
キスをすることでも、唾液が移動することになるので歯周病がうつる可能性があります。
しかし、キスはパートナーとの大切なスキンシップのひとつなので、控えてくださいとは言いづらいです。
歯周病の感染を防ぐ方法
歯周病の感染は防ぐことができます。ここでは3つの方法についてお伝えしていきます。
・赤ちゃんへ食べ物の噛み与えは避ける
・食器の共用は極力避ける
・家族やパートナーと一緒に歯周病予防を行う
ひとつずつ順番に解説していきます。
赤ちゃんへ食べ物を噛み与えることは避ける
赤ちゃんへ食べ物を噛み与えることは、できたら避けるようにしてください。
噛み与えるということは、もろに唾液を介してしまうのでうつってしまう可能性が高くなります。
少し手間にはなるかもしれませんが、大切な子どもを守るために違う方法で食べやすくしてあげましょう。
食器の共用は極力避ける
食器の共用は極力控えるようにしてください。
お箸やスプーンなどを共用していると、知らず知らずのうちに感染リスクを高めている場合があります。
お鍋などは、具材を取り分ける専用の菜箸を用意するなどして対応しましょう。
家族やパートナーと一緒に歯周病予防を行う
家族やパートナーと一緒に歯周病予防を行うことが、とても大切です。
「誰かが歯周病だから気をつけよう」というのは、実はとても大変なことです。
家族やパートナーと一緒に歯周病の予防を行うことで、共に健康になることができ、スキンシップも歯周病を気にすることなくできます。
3ヶ月に1度、家族やパートナーと歯科医院で検診を受けることを習慣化させましょう。
まとめ
歯周病の感染経路や感染を防ぐ方法についてお話してきましたが、いかがでしたか?
まずは、歯周病にならないように予防を行うことが大切です。歯周病を予防することは、大切な人を守ることにもつながります。
もし歯周病になってしまっても、早めに歯科医院を受診して治療を行うようにしましょう。
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