20マイルマーチ?
院長雑談先日、アチーブメント株式会社の佐藤英郎さんのお話を聞いた内容です。
佐藤さんが、海外のコーチングに関するミーティングに参加された時のある外国人講師から聞いた話だそうです。
”あなたの20マイルマーチはなんですか?”
今から約100年前、極地探検がさかんに行われていたようです。
この時、既に北極は到達すみで、南極が目指されていたようです。
だれも南極点に行ったことがない。
当時、名乗りを上げたのが、イギリスのスコット隊とノルウェーのアムンセン隊でした。
ただでさえ、零下何十度という極寒の中に加え、標高3000メートル近くの氷の山を登る…
想像しただけでも、困難さがわかります。
結果からいうと、アムンセン隊が成功し、スコット隊は全滅してしまったそうです。
では、何が違ったのか?
色々な要因があったようなのですが、大きな違いとしては行軍の進行状況だったようです。
失敗してしまったスコット隊は、天候の良い日は進めるだけ進んで、天候の悪い日や調子の出ない時は停滞ぎみとなったそうです。
当然そうなるのではないかと僕は思いました。
では、成功したアムンセン隊はというと、毎日必ず20マイルを進んだそうです。
天気が良い日でも20マイル進んだら止まり体力を温存、天候の悪い時や調子の出ない時も必ず20マイル進んだそうです。
メンバーの士気という観点で見てみましょう。
スコット隊は、次第に進む距離のムラが大きくなり、隊員たちは進まない理由を考え始めたようです。
今日は~だからもうやめよう、昨日こんなに進んだから今日はこれくらいで良いだろう。
対するアムンセン隊はというと、何があろうと20マイル進むということが隊員に浸透しており、着々と距離を伸ばしたそうです。
結果、成功することができた。
私たちのビジネスや日常生活に置き換えることができると、佐藤さんはおっしゃってました。
まず目的を明らかにし、目標を設定。達成期間も重要です。
そこから逆算し、1年後の目標、1か月後の目標、1週間後の目標、日々の目標。
そうすれば、今この瞬間なにをすればいいのかも自動的に決まってきます。
その日々の実践が目標達成につながります。
今日、時間があるから先にここまで進めよう。
今日、忙しくてできなかったから、明日今日の分まで多くしよう。
これではやるべき量にムラができてしまいます。
一方、アムンセ隊方式ですれば、いつ達成するかが明確にわかります。
そのほかの目標についても計画が立てやすくなります。
僕も、今アムンセン隊を応用し計画を着々と進めています。
余った時間を別のことにも使えますし、ゆっくりするのも良いと思います。
タイムマネジメント
ビジネスの世界では常識かもしれませんが、僕にとっては新鮮な学びでした。
福岡市博多区 つのだデンタルケアクリニック 歯科・予防・舌痛症診療
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