学校の授業は好き?キライ?
院長雑談昨日、娘と小学校や中学校の授業について話しました。
娘は大学3年生なので、卒業したあとの振り返りでした。
好きだった授業は、もちろん自分の好きな教科でした。
算数、数学は嫌いだったのですが、小学校の一時期は好きだったそうです。
なんで?と聞いたら、
教科よりも先生が優しく、教科以外のことも丁寧に親身になってくれたからだそうです。
そこで、娘となぜ小学校の一時期の算数が好きだったかを考えてみました。
それは、先生が生徒との非常に良い関係を築いて下さり続けたからではないか思います。
アメリカの精神科医ウイリアム・グラッサー博士は、学校の担任の先生はクラスの一人ひとりのことを考えることが、クラスの成績をあげることに有効と言っていました。
”いやいや、そんな時間はない!”と言われそうですが、一日数分間だけ一人の生徒のことを考えることはできないでしょうか?
一日の内、数分だけそのことに時間を使えば、1か月もあればクラス全員が終わると思います。
もちろん、教育の技術的なことも必要ですが、
”先生が気にかけてくれている”ということが実感として伝われば、それがその先生の授業を好きになり、成績があがるモチベーションにつながることにならないでしょうか?
ともグラッサーは言ってました。
歯科医院では、
”素早く、すごく上手で、治療に自信があり、厳格な先生”
もちろん自分の体を預ける上で、こういう先生を望まれている方が多いと思います。
一方、
”いつもにこにこしていて、いろいろ気にかけてくれる。治療は早くないけど丁寧で、気さくに話しかけられる先生”
もおられると思います。
僕は、どちらかというと後者に近いのではないかと自分では思います。
いろいろ書いてしまいした。
学校の先生は、いまコロナ禍で大変な時期。
仕事も多い中、少ない人数で、感染対策にも注意し、多くの生徒と関わられおられます。
感謝いたします。
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