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根管治療が必要になるのはどんなとき?

皆様は、根管治療が必要になるケースをご存知ですか?
根管治療をせず放置しておくと、歯が痛むだけでなく炎症が広がったり歯茎が腫れたりすることがあります。
さらに、口腔内のトラブルにとどまらず、リンパ節の腫れや発熱などの原因になることもあります。
では、どのような場合に根管治療が必要になるのでしょうか?
本記事では「根管治療が必要になるケース」について解説していきます。

 

根管治療が必要になるケース

根管治療が必要になるケースは大きく分けて、5つあります。

●歯髄炎

●歯髄壊死

●根尖性歯周炎

●歯の外傷

●歯の破折

順番に解説していきますね。

 

歯髄炎

歯髄炎とは、虫歯が進行し歯髄にまで達することです。
歯髄炎には大きく分けて「可逆性歯髄炎」「不可逆性歯髄炎」2種類あります。可逆性歯髄炎は歯髄を除去しなくても、回復する可能性がある状態のことです。
しかし、不可逆性歯髄炎は何もしていなくても常に痛みを感じ、歯髄を取り除かなければならない状態のことです。
症状としては、冷たいもの・温かいものがしみる、何もしていなくても痛みがあるなどです。

歯髄壊死

歯髄壊死とは、歯髄炎をそのまま放置してしまうと歯髄が死んでしまう状態のことをいいます。
神経が死んでしまうことで、今まで続いていた痛みは治まります。
しかし、一度活性を失われた歯髄が回復することはないので、痛みなどの症状がなくなります。

根尖性歯周炎

根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)とは、骨の内部にまで炎症が進行している状態のことです。
虫歯を治療せず放置し続けていると、歯の内部に停滞する多数の細菌によって壊死した歯髄が腐敗します。
そして、歯の内部に生息する多数の細菌が歯根などのある血管から歯根周囲の組織に細菌の感染が広がった結果、根尖性歯周炎が起きます。
症状としては、噛むと痛みが出る、歯茎に膿がたまるなどです。

歯の外傷

事故や怪我などで歯髄を損傷してしまった場合、すぐに神経を抜くなどの処置は行いません。
経過観察をし、炎症が治まらなかったり歯髄が復活しなかったりした場合に根管治療を行います。

歯の破折

歯にヒビが入ったり折れてしまったりした場合、根管治療が必要になります。
転倒や衝撃、以前神経を抜いていた歯がもろくなりグラグラしてくることもあります。
歯のヒビや破折をそのままにしておくことは大変危険です。そのため、根管治療が必要になります。

 

根管治療で歯を残すことはできないの?

歯を残すために行うのが「根管治療」です。
少し前までは重度の虫歯になってしまった場合、抜歯をするしか選択肢がありませんでした。
しかし、現代は歯科医療の進歩により歯を残せるようになってきました。ですが、根管治療は難しい治療であり、1度で終わるものではありません。
通院は少し大変ですが、必ず最後まで治療を受けるようにしましょう。

 

まとめ

ここまで根管治療が必要になるケースについてお話してきましたが、いかがでしたか?
根管治療は、歯の病気以外にも外傷を受けたことでも必要になることは理解していただけたかと思います。
ご自身の歯を長く保つためにも、根管治療はきちんと受けましょう。

 

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福岡市博多区の博多駅周辺つのだデンタルケアクリニックでは、予防歯科と舌痛症診療を中心に、患者様の痛みやお悩みを解決すべく日々診療しております。

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