本当は怖い!?ドライマウスで起こる症状と予防・対処法を紹介!
歯科口腔外科皆様は、ドライマウスをご存知ですか?
目の乾燥「ドライアイ」は、よく耳にすると思いますが、お口の乾燥は「ドライマウス」と呼ばれています。
唾液には、さまざまなお口トラブルを予防する効果があります。
しかし、何らかの原因で唾液が減りドライマウスになってしまうと、さまざまなお口トラブルが発生してしまいます。
本記事では「ドライマウスで起こる症状や原因」について解説していきます。
最後に予防・対処法についてもご紹介していますので、最後までご覧ください。
ドライマウスで起こる症状
男性よりも女性の方が多いとされているドライマウスですが、下記のような症状が起こります。
●口の中が乾燥する
●口臭が発生する
●舌の痛みが伴うことがある
●虫歯・歯周病になりやすくなる
●口内炎ができやすくなす
他にも細かくお伝えしていけば、まだまだあります。唾液は口腔内の環境を守るためにとても大切な役割を担っています。
「歯磨きをしっかり行っているのに虫歯になった」「最近舌が痛くなる」などの症状がでる場合は、ドライマウスが原因かもしれません。
ドライマウスが起こる原因
ドライマウスは、何が原因で起こるのでしょうか?
●口呼吸をしている
●アルコールやタバコ
●加齢による唾液分泌量の低下
●糖尿病・シェーグレン症候群などの病気
●緊張や不安、ストレスなどによる自律神経の乱れ
ひとつずつ順番に解説していきます。
口呼吸をしている
口呼吸はドライマウスの原因とされています。
口が開きっぱなしになることで、口の中が乾燥してドライマウスになってしまいます。
アルコールやタバコ
アルコールやタバコも、ドライマウスの原因とされています。
アルコールは利尿作用が強く、日常的にお酒を飲んでいると、体内の水分が足りなくなることがあります。
そのため、唾液の分泌が減少しドライマウスになってしまいます。
タバコも唾液の量を減少させるので気をつけましょう。
加齢による唾液分泌量の低下
加齢に伴い顔の筋肉は衰えてしまいます。そうなると、食事中の咀嚼回数などが減ってしまい唾液の量が減ってしまいます。
さらに、全身の筋肉の衰えは猫背の原因になりあごがひらきやすくなり、口呼吸をするようになってしまいます。
口が開きっぱなしになることで、口の中が乾燥してドライマウスになってしまいます。
糖尿病・シェーグレン症候群などの病気
糖尿病・シェーグレン症候群などの病気は、ドライマウスの原因とされています。
どちらも唾液の分泌が減ってしまうケースがあります。
発症は40〜60代の女性に多く見られる疾患が、ドライマウスの原因になってしまいます。
緊張や不安、ストレスなどによる自律神経の乱れ
緊張や不安、ストレスなどもドライマウスの原因とされています。
唾液はリラックスしているときは、唾液が出やすい状態になっていますが、ストレスが溜まっている場合、自律神経が乱れ唾液がでにくくなってしまいます。
ドライマウスは歯科口腔外科で治療ができるの?
ドライマウスは歯科口腔外科で治療ができます。しかし、口腔内以外の病気が原因の場合があります。
その際は、他の専門医師と連携が必要になります。いずれにせよ、まずは検査を行います。
医師のアドバイスのもと、適切な治療を受けるようにしましょう。
まとめ
ここまでドライマウスで起こる症状や原因についてお話してきましたが、いかがでしたか?
たかが口の乾きと、軽く考えている方が多くいるドライマウスですが、唾液が減少することはさまざまなトラブルの原因になります。
ドライマウスは、少し生活習慣を見直すだけで防ぐことも可能です。
もし、すでにドライマウスで悩んでいる方は、一度歯科口腔外科を受診して相談をしましょう。
博多駅周辺の歯科医院|つのだデンタルケアクリニック
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